お産って大変なもの?
今日の新聞で最近の赤ちゃんの体重が次第に軽くなってきているという記事がありました。
20年前より平均で約500グラム少なくなっているそうです。
原因は若い女性に広まるダイエット志向とのこと。
「小さく生んで大きく育てる」のがよいとされている傾向が日本にはありますが、海外ではどうもその傾向は少ないようです。
私の娘たちは、上は3000グラムに届きませんでしたが、下の娘は3000グラムをすこし上回って生まれました。たった200グラムくらいの差ですが、赤ちゃんの育てやすさが全然違いました。
一人目と二人目の経験のさもありますが、母乳を吸う力や物事を認識する力が全く違っていた気がします。
「小さく生んで」というのは医療体制の整っていない頃の、少しでもお産のリスクを減らそうとするものだったように思えます。
お産というのは女性の人生において一番デトックスが盛んに行なえるときです。
安産というのはその後の人生にもとてもよいですし、赤ちゃんにもとても大切なことです。
私も45歳になりましたが、高校生の娘の友達のお母さん方とお話をしていて帝王切開の方の比率が高いことに驚かされます。
そして40代半ばを迎えて、季節の変わり目などに傷の痛みがあるということを皆さん一様に口にされることに驚きます。ある方は風邪をこじらせて咳が長引いてしまい、お腹の痛みで受診したところ、帝王切開の傷が開きかけていたそうです。
妊娠時にもっと気をつければよかったと皆さん仰います。
ですから今から出産を控えている方は、今後の人生における生活のレベル(SQL)を維持するためにも、妊娠中のお体のケアを怠らないでほしいと強く思います。