安産ってなに??(その1)
知り合いのセラピストから「安産って何をもって安産なんだろう?」という質問を受け、ハタと立ち止まって考えてみました。
「安産」へのこだわりがありすぎて、それがかえって妊婦さんのストレスになっているケースが時々見られます。
私は上の子も下の子もいわゆる「超安産」でした。
上の娘は初めての子で知識も何も無かったので、近所の総合病院を迷わずえらびました。
でも産後は大変でした。
お産は陣痛時間6時間の初産にしては短い方でしたが、産後はたって歩けませんでした。
病院の食事もものすごい高カロリーで、夜食にクリームパンと牛乳が出ていました。
当時は何もわからず迷わず食べましたが、それはそれは後が大変でした。
オッパイがカンカンに張って痛いの何のって。
そして看護士さんから乳房ケアを受けたのですが、その手がタバコくさい上にものすごく痛いケアで後で見たら、おっぱいにはあざが沢山できていました。
入院中は母子別室で退院時にも特に何も無かったので、自宅へ戻ったときには何をしてよいか判らずノイローゼ状態でした。
見るに見かねた主人が実家に電話して、実家の母が私と赤ん坊を迎えに来ることになりました。
私としては、お産自体は安産でしたが、出産として考えると「もう二度としたくない」経験になりました。
これでは安産とはいえません。
当時は二人のお子さんを連れている人を、尊敬の念で眺めたものです。
そして二人目の時には考えに考えました。(次回に続く。。)