久しぶりの関西行
4月に入ってやっと春らしくなってきました。
とはいえ昨日の嵐はすごかったです。
ですが朝の空気がとてもきれいなことにみなさん気づきましたか?
鳥の鳴き声もとても澄んで聞こえます。
やはり大いなる自然の浄化の力に感動します。
さて3月最後の週に一年ぶりに関西の地を訪れました。
受験の終わった上の娘と、今年受験を控えた下の娘を連れて今回は飛行機です。
前回は年末の渋滞の中を車で行ったので(それも単独運転!!)片道10時間の運転で疲れ果ててしまいました。
なんと飛行機の楽なこと
おかげで今回は大阪で遊ぶ時間がたっぷりとれました。
それで、気づいたこと。
大阪の人たちは電車に乗っていても携帯をほとんど見ない。
大阪の人たちは人をよけて歩くのが下手。
娘たちと3人で「うんうん」と納得してしまいました。
携帯を見ないのは本当に不思議でした。
というか東京の状態が異常ということに気づきました。
みな電車に乗るなり携帯を眺めます。
(ちなみに私の携帯、必要がないのでパケ放題に入っておらず、ネット接続は基本しません。)
これは二年前にフランスに行った時にもおもいました。
フランス人たちは公の場で携帯を眺めることはありません。
見るのは成人前の子供たち、それもかなり少数派に限られます。
二年前と現在の状況は変わっているのかもしれませんが。。
文化が成熟しているというか、公の場での美意識が違うように思えます。
そんなに忙しいのかと思うと、かなりの確率でゲームをやっている人が見られ(それもかなりだらしない表情の人が多い!)、若い人がそんなことに時間を費やしているのが残念に思えます。
何もしないで考える時間というのがこの人たちの一日24時間の中にどれほどあるのかしら、と思います。
ま、そう感じる自分が年を取ったのだと思いますが。
それと、羽田から新宿に出て京王線に乗り換えたのですが、大阪よりよほど人が多く、中には携帯を眺めながら歩いている人もいるにも関わらず、東京で人にぶつかるということはほとんどありません。
大阪ではいくら気を付けてもなんだかぶつかりそうになり、東京に帰ってきてほっとしました。
やっぱり文化がちがうなあと実感した次第です。
夜は大阪単身赴任3年目の主人に、難波の行きつけの小料理屋さんに連れて行ってもらいフグを食べて驚きました。
いままで食べた中で一番おいしいテッサでした。
何でもフグを〆てから時間を置くのがコツだそうで、腐る寸前が一番おいしいのだそうです。
東京からわざわざということで、フグの白子も出していただき、とてもとてもおいしかったです。
難波の「清月」というお店です。(同じ名前の別のお店も難波にあるようですが全くの別ものです。)
お節料理のつくり方もたくさん教わり、かなりお酒を飲んだ状態でメモを取ったのでいま読み返すとわからないところが・・。
それでもがんばって作ってみようかとおもいます。
難波は観光客が多く、お好み焼きやたこ焼きの店にはどこも行列があり、今回初めてイカ焼きを並んで買いましたが、はっきり言ってまずかったです。
ひどい商売をするなあ、と思いましたが、主人曰く「だまされるほうも悪い」のだそうです。
おいしいものとまずいものが入り混じる大阪の街ですが、なかなか魅力的でした。