Naomi's

リンパドレナージュであなたの身体をキレイにします。

良い家具を買う意味。

少し前に購入したテーブルです。

テーブル.jpg

それ以前に使っていたのは結婚した時に購入したものでしたが、気が付いたら天板の裏側がカビだらけになってしまいやむなく廃棄しました。

ビニールのテーブルクロスをかけていたのがいけなかったのかもしれません。

数か月かけてテーブルを探していたのですが、パッと見て夫婦でこれに決めました。

かなりの高価な買い物です。まさかそんなテーブルを購入しようとは全く思っていませんでした。

何がよかったのか、よくわかっていなかったのですが、今朝ふと気づきました。

存在感が無いのです。

値段の割に全く主張しないテーブル。最初はなんだか損した気分でした。

が、しかしそれはすごいなのだと気づきました。

ずっと前からいるみたいに瞬時に家になじんでしまったテーブル。ある意味空気みたいです。

それは作り手の方々が丁寧に作ってくれた証なのです。

というのは、このテーブルからは全くにおいがしないのです。新しい木のにおいもしない。

伐採されてから長い年月を置いて加工された木だからです。新しいものは反りが出たりするので家具には向きません。

長い年月をかけて加工されたものは、長く使うことができます。

結果的には安くつくと思うのです。

仕事で色々なお宅へ出張するのですが、パッと見が素敵なお宅でも建材や家具のひどいにおいのお宅が最近多い気がします。

最近IKEAニトリなどという家具の量販店で購入する人が増えていますが、家具というものは毎日長い時間を過ごす家の中に入れるものですから、もっと慎重に選んでほしいと思います。

特に小さなお子さんのベッドなどは化学物質が出ていないか事前に確認することが大切です。

販売者が添付する証明書を見るのも大切ですが、においを嗅ぐなど実際にご自分で体感するといいと思います。

但し、お店に並んでいる品物は薬剤が揮発してしまって、においはあまり残っていないため、それだけで判断するのは難しいかもしれません。

万が一、今ある家具でにおいの気になるものがあるのでしたら、できるだけ窓を開けて換気することが大切です。これからの季節は特に気温が高くなるため、揮発する薬剤の量も増えますのでご注意を。

アンティークを選ぶというのも一つの選択です。

有害な物質を出す可能性がある家具を安く買って、家族の健康が損なわれるとしたら、それは元も子も無いですから。