薬学部のオープンキャンパスに行ってみました。
下の娘が今年受験なので、オープンキャンパスに行ってみました。
文系と違って人数は少なく雰囲気はだいぶ違います。
女子学生も意外にたくさんいて結構かわいい子が多かったです。
模擬講義や説明会などは時間がかかって嫌なので(親の我儘です。)、展示コーナーを見学しました。
色々な研究室での活動内容が紹介されていました。
私の興味を一番引いたのは、自然素材で作った薬を実用化させるための研究でした。
熱帯にすむ線虫から取り出した成分で免疫抑制剤を作る研究をしている女子学生さんと長いこと話をしました。(受験生の親の方が熱心に話し込んでいたのは私だけでした。。)
こんなにきれいな子が線虫って、と度胆を抜かれました。手に触れれば指先から体内に入って肝臓をむしばんでしまう恐ろしい寄生虫です。
薬学部ってすごいところだな、と思うだけでなく、なんで自分が医学系とか薬学系を目指さなかったのか残念に思いました。線虫の話がとっても面白かったからです。ほかにも興味をひかれる研究が山盛りありました。
高校の時、理系の科目の成績が恐ろしく悪かったために理系に進むことが頭に浮かびませんでした。
あ~~今頃後悔です。
娘は人の役に立つ仕事と言えばお医者さんしかない、と思ったそうですが、何しろ人の血なんて恐ろしくてだめだというので薬剤師を目指しているんだそうで。
動物実験とかで血を見る機会は少なくはなさそうですが。
彼女が夢を実現できるといいなあと思います。
そして自分でも何か勉強したくなってきました。これからの人生で人の役に立つことって何でしょう?
他に思いつかないので、今の仕事を深めるために必要な勉強を模索することにしました。
フランス語もなんとなく続けていますが、あちらの文献を読み込むためには更に勉強しなくては、と気づきました。
ちょっと良い刺激をもらったオープンキャンパスです。