香りの話。
香りには敏感な方だと思っています。
ですので街中のいろんなにおいが気になります。
下の娘もにおいに敏感で、食べ物に関しても隠し味がすぐにばれてしまいます。
「生姜入れたでしょ!」「紫蘇入れてない?」彼女は香りの強いものが苦手です。
その娘が台湾に修学旅行に行って帰国した開口一番、「台湾は臭くてだめだった」
わかります。あの南方独特の香り。そして街中に漂う中華料理の油のにおい。
数十年前、私が香港に滞在していた時に感じていたのと同じ町のにおい。
そして最近の日本では人のにおいが気になります。
レストランに香水をぶっかけてくる女性や、生乾きの衣類を身に着けている人、電車で隣に来たりすると気分が悪くなってしまうのです。
柔軟剤の強すぎる香りも好きではありません。
そんな時私の身を守ってくれるのが、自分の手首に付けた香りです。
不自然ですが、手を顔に近づけたり頬杖をしたりして、自分の香りをずっと嗅いでいます。
さすがにレストランでは、料理がまずくなってしまうのでしませんが。
最近とてもエレガントな香りを付けた方がいらして、本当にうっとりしました。
恋に落ちそうな勢いです。
それはアラミスに似た香りです。
ほんのり手首につけられた香りはいやらしくなく、後ろを歩くとその香りに包まれます。
この香水使い見習わなくては。
最近香水は強すぎるので買っていませんが、何か新しいものが欲しくなりました。
香りは邪気を寄せ付けないためにも必須アイテムです。
仕事中はできるだけつけないようにしていますが、普段からつけられる物でバラかスズランの香りのするものがいいなあと思っています。
なかなかお気に入りが見つからないのも楽しいものです。