「からだを読む」By 養老孟司
最近ハマっている本です。
体についてとてもシンプルに書かれている本で、解剖学的見地からわかりやすく体について説明されています。
たとえば「唇というのは人間しかない」という事実、この本で知りました。
そういえばサルにはありません。
なぜ人間だけにあるのか、それは多分言葉を発するために発達したのであろう、ということ。
またなぜ唇が赤いのか、それは唇の皮膚が薄くて血管が透けて見えているということ。
何気ない事実に驚きます。
そして人間の体のつくりの基本的なところは原始生物とそれほど変わりがなく口と肛門を貫く管とそれを取り巻く組織でできているということ。
そう考えると、人間の体を部分部分で見ていることがとっても不自然なことに思えてきます。
もう少し読み進めてさらに面白い部分は次に書きますね。