Naomi's

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母の胃がんは狭窄症の薬が原因?

先週母から電話があり、いきなり「ガンて医者に言われた。」と。

正直「とうとうそうなったか。」という変に納得したところがありました。

冷たいようですが悲しみなどは一切ありません。

まあ、治る可能性もありますし、とにかく医者の話を聞いてみないと現状が

どんな感じなのかも、母からの話だけではわかりません。

まだ実感を伴っていない状況なのかもしれません。

実は父の死後、一人暮しの母は家でずっとテレビを見ている暮らしを送っており、

脊柱管狭窄症になりました。一時期はほとんど歩けませんでしたが、私の入院の際に

毎日お見舞いに来ることを自分に課したところ、歩けるようになりました。

歩かないから歩けなくなっていたのです。

その間血流を良くするオプチランをずっと処方されていました。

実はこの薬、私も坐骨神経痛で処方されていました。

効くまでに数か月飲み続けなければならないもので、母は一年以上、私は3か月ほど飲み続けていました。

主治医いわく「この薬は副作用がないから長期に飲んでいても大丈夫。」とのこと。

しかしこれは他の薬と比べれば少ないというだけのことでした。

効きが遅いので、副作用の発現も遅いため副作用に気づきにくいのも厄介です。

実はこの薬を飲み始めて以降、身体が変だったことについ最近気づきました。

まずは甘いものがやめられないということ。

毎日ひとつケーキやら菓子パンを食べないと気が済まなくなっていました。

徐々にそうなるので、原因がわかりませんでした。

貧血が進んだこと。

入院した際に鉄剤を処方されていったん落ち着いた貧血でしたが、ここにきて

空腹時のフラフラが激しくなってきました。

甘いものがほしくなるのは貧血の影響かもしれません。

胃の調子が悪く、朝ごはんが食べられないこと。

それでも空腹でフラフラになるよりはと、無理に食べていましたので

食後は顔色がどす黒くなっていました。

そして乳房が大きくなりました。

甘いものを食べると乳腺の痛みが出て、まるで授乳中の

ようでした。

このままでは乳がんになるなあ、と漠然と思っていたとき、薬の副作用を調べたところ

オプチランの副作用に「乳腺膨張」というものを見つけました。

ぞっとしました。

そしてすぐに服用をやめました。それがつい先々週のことです。

3日後には乳房は半分の大きさになり、痛みも全くなくなりました。

甘いものも全くほしくなくなりました。

母曰く「あの薬を飲んでからずっと胃の調子が悪かった。ゲップが止まらない。」

一年前の胃カメラの検査では何でもなかったのに、一年でピンポン玉大の腫瘍が

できてしまいました。

その間ピロリ菌の駆除もやっているのに、です。

恐ろしい薬です。

狭窄症の薬は、痛みやしびれへの効果もあるようですが、長期間飲むのは

お薦めできません。

飲んでいる方が身近にいらっしゃいましたら、副作用が出ていないか

聞いてみて下さい。

ちなみに飲むのをやめてから神経痛が強く出ることは

今のところ無いようです。