酸素で痩せる?(酸素の効用その2)
酸素で背が伸びるというお話を書いたばかりですが、酸素で痩せる、という話もあります。
実際は酸素を吸うと痩せる、というものではなく、酸素を吸うと余計な物を口にしなくなるので結果痩せる、という話なのですが。
藤田紘一郎さんという東京医科歯科大学の名誉教授の本に書かれています。
この本では腸内細菌が身体に与える影響について様々なことが書かれています。
腸内環境を整えれば病気にならずに長生きできる、という本です。
その中で脳の働きについても書かれているのですが、脳とは騙されやすい器官なのだだそうです。
食欲は脳がコントロールしています。
本来はおなかがすいたら食べたい欲求が出てくるものなのですが、たとえば間食に何かちょっと食べたいなと思うことありますね。
「小腹を満たす」とはよく言ったものです。
この時身体が本当に必要としているのは、食べ物では無く酸素なんだそうです。
「脳に一番必要なもの、それは糖分です。」というコマーシャルが流れていたことがありましたが、本当に必要なものは酸素です。10分間も脳に酸素が行かなければ、脳の機能は停止しやがて死に至ります。
なので、ちょっと何か食べたいな、という欲求は脳が勘違いをしたもので、その時には積極的に呼吸をすることで酸素を身体に入れれば、やがて脳は満足するんだそうです。
ためしにやってみましたら、確かに間食の必要がなくなりました。
そして体重も落ちましたよ。
あらま、間食を我慢する苦労はいったい何だったのかしら。
脳の勘違いの原因については詳細について触れられてはいませんでしたが、これはなかなか使える方法かもしれません。
最近は良くなってきたのですが、若いころからすごい貧血持ちだった私は、間食がやめられないでいました。常に身体が酸素不足のために、フラフラになるような気がして甘いものがやめられませんでした。
体質がよく似ている妹も同じ悩みを抱えていました。
呼吸で甘いものから解放されるなんて!妹にも早速勧めてみたところ、効果を実感してるようです。
「これで健康診断で引っかからなくなるっ!!」と喜んでいました。
運動の後甘いものがほしくなりませんか?
それは運動で筋肉が体内の酸素を消費してしまうため、脳が酸素ではなく間違えて甘いものを要求するためです。
運動しても食べる量が増えてしまえば痩せられません。
ですから運動の後もストレッチをしながら、ゆっくり呼吸をして酸素を身体に取り込んでください。
たちまち甘いもののことは忘れらますよ。
呼吸でダイエット。
とっても安上がりで身体にも良いですね。是非お試しください。