フランス研修後記
帰国後あれよあれよという間に一ヶ月が経ってしまいましたが、フランスでの研修に
ついてすこし書いてみようと思います。
私は日本人の先生について、6年前からこのドレナージュを勉強してきました。
そして、さらに技術を磨くためにその日本人の先生が学んだフランスで、
同じ先生から習うことができました。
その方は、リンパドレナージュを考案したVodder博士の直弟子6人のうちの一人の方です。
現在80歳近いご高齢ですが、今でも現役で教鞭をとっています。
研修を終えて、とても学ぶことが多くありました。
トリートメントについてもそうですが、リンパドレナージュの発祥の背景、
Vodder博士の著作物などにも触れることができて、自分で言うの何ですが技術にもまた新たに
深みが加わった、そんな気がします。
私の好きな柳沢桂子さんの本にあった「それが生み出された時間をたどっていくと判ることがある」
という言葉の通り、今まで腑に落ちなかったもののいくつかがすっきりしました。
研修はフランス人10数名の中に日本人の私がひとりというものでしたが、
技術のトレーニングでお互いにトリートメントしあったりするうちに、言葉の壁を越え
とても仲良くなりました。
このこともとても大きな財産です。
また4月に研修があるので、更なる技術の向上を目指して再訪するつもりです。