フィット終了!!(総括)
7月9日に始めたフィットフォーライフ実践ですが、一箇月を過ぎましたので一旦終了しようと思います。
「フィットフォーライフ」という本を読んで始めた訳ですが、それに関連する本を読むと、果物を多く食べることは共通していますが、それぞれ自分の体にあったやり方にアレンジしてあります。
つまり自分の身体と相談しながらああでもないこうでもないと自分なりのアレンジを加えるのが必要なんだとおもいます。
ひと月の間、厳格ではありませんが果物主食生活を行なって体がどう変わったか、ここにまとめてみたいと思います。
午後のだるさが軽減した。
貧血の私にとってこのだるさというのは厄介なものです
一日を快適に過ごすためには、午後の仮眠が必要でしたが、それは必要なくなりました。睡眠時間も短くなりました。要するに快活に一日を送ることができるので、いろんな用事がさっさと片付き、精神衛生上もとってもよかったと思います。
これは単に食べ過ぎていたせいですが、果物を朝に食べることで、自分の胃袋の快適さを保つことが、体にとっては大切なことに気づきました。それまでいかに食べ過ぎていたかよくわかります。
頭で分かっていても体が理解しないと、食べ過ぎは止まりません。
消化のよい果物を食べていると消化の時間が短いことを強く実感出来ます。そして消化の時間が長い動物性タンパク質などを取るととても体が負担に感じるようになりました。
やむを得ずそのようなモノを食べるときには、少しづつよく噛んで食べることで消化の負担を減らすことも自然と身につきました。
体重が最初の一週間で2キロ減、その後は徐々に1キロ減。
35年ぶりに40キロ台の体重になったのですから、ダイエット効果はあると思いますが、好きなだけ食べて痩せるというものでもなく、体が必要とするものを必要なだけ食べることができるようになったという感じです。
生理の血の塊が激減した。
これには驚きました20年近く何をやっても減らず最近はむしろ増えつつありましたので、これは閉経までは仕方がないと諦めていました。
出血量も少なくなったとおもいます。「食べるものがその人の体をつくる」ということを実感しました。
甘いものや、動物性タンパク質は成長期でない私にはすこし負担の大きいものです。
今後も排除はしませんが、食べるのは少しで十分です。
いいことばかり書いていますが、ここで少し問題点を。果物生活は夏の暑いときがお薦めです。
少し前ですが一時的に寒い時期がありました。その時はやはり果物だけでは寒くてやりきれず、朝からご飯を少し口にしました。風邪を引きそうな感じがしたので、この果物生活は夏しかできないなあと思った次第です。
もしご自分も、というかたは是非今の暑いうちにやってみてください。
朝のフルーツジュースは暑い時にはとても美味しいですよ。最近毎朝飲んでいるのは、人参と青じそのジュースです。
ジューサーで撹拌したあとザルで濾したものを飲んでいます。
そうすると液体ですから胃にとどまることなく、腸へ流れていく感じが実感されます。
この時に酵素が直接腸に届くので、便秘が解消しやすいのだそうです。
養老孟司さんの「からだを読む」の中にパブロフの実験のことが書いてありました。
パブロフというのはあの条件反射で有名な人です。
その人の実験というのが、犬の胃に管をつないで体の外にだし、胃での消化の様子を調べるというもので、満腹に食べさせた犬に水を飲ませたところ、水はそのまますぐ体の外に出てきて驚いた、というものです。要するに水は胃壁を伝わって腸へダイレクトに届きます。
食事時に水を飲むと胃液が薄まって良くないと言いますが、飲んだ水が全て胃にとどまるものではなさそうです。
とはいえ、戦後日本でコレラが流行ったときには、食事の最中と前後の20分間に水分の摂取をやめることを提唱するお医者様(軍医の沼田勇氏)がいたことで、胃の中が酸性に保たれ、これらの蔓延が防げたという話もありますので、食事時の水分はあまり多くない方が食中毒などを防ぐには有効です。
なにはともあれ便秘の解消に朝一番のフルーツジュース(どろっとしていないもの)は有効だと思います。暑い日にぜひお試しください。(どろっとしていると腸へは進まずに一旦胃袋にとどまってしまいます。)
この健康法ですが、快適なので暑いうちは続けるつもりです。(ジューサーも買っちゃったし)
そして新たな健康法として、牛乳排除計画を実行しようと思っています。
牛乳には賛否両論ありますが、どうやら日本人の8割以上の人が乳糖不耐症であるらしく(数十年前の研究です)その結果アレルギーが多く発生してるという本を読みました。
これはアメリカで最初に提唱されたものです。ただし、アメリカの人たちの飲む牛乳の量は日本とはずいぶん違うのではないかとおもいます。売ってる単位が違いますので。。
関連本をいろいろ読んで実践後、ご報告させていただきます。どうぞお楽しみに。