呼吸が一番大事。
先週、娘と主人の実家の奈良へ行ってきました。
義父が亡くなって一年半。
一人暮らしの義母は81歳になりますが、毎日のようにグランドゴルフや水泳に精を出しています。
ここ10年くらい歳をとるのを忘れてしまったようです。
姿勢も変わらずシャンとしていますし、家の中でもずっと動き回っています。
そんな義母といろいろ話す機会があり、その中で印象に残ったのがタイトルの「呼吸が一番大事」という言葉です。
義父は最終的には呼吸ができなくて苦しそうだったそうです。
胃がんの手術で運動を急に止めてしまったために肋骨周辺の筋肉が固まってしまい、息が深くできない状態になっていました。
そうすると体のだるさは深刻になり、歩いたりするのも億劫になります。
そしてさらに身体が硬直していき、呼吸も浅くなる。
そうやって悪循環になって行きました。
ヨガの先生も「呼吸が一番大事」とよく言います。
ポーズなんてしなくても呼吸さえしていれば、何とかなるそうです。
自分の呼吸を意識してみてください。
実は意外に息を詰めているときが多いもの。
常に呼吸を止めずにいるのは難しいです。
私は特に包丁をもって料理をしているとき、車を運転しているとき、などなどかなり息を詰めていろんなことをしていました。
車を運転すると顔色が悪くなっていたのはこのためです。
意識的に呼吸を深くすることを心がければ、肋骨周辺の筋肉は柔軟になりますし、酸素が体中に行きわたりますので心臓への負担も少なくなります。
呼吸、いろいろな場面で心がけてみてください。