zen呼吸法実践中
椎名由紀さんの「zen呼吸法」知っていますか?
要するに座禅の呼吸ですが、もとは白隠禅師の「夜船閑話」に出ている呼吸法です。
「軟蘇の法」などとも言います。
朝ベッドから起きだすまえに腹式呼吸を10分するというお手軽な健康法です。
初めて2日目なかなか効果がある感じです。
腹筋と横隔膜で内臓を大きくマッサージするので、腸をはじめ腎臓、肝臓など余り手の届かない臓器にまで圧がかけられます。
ストレスで硬くなった胃も腹式呼吸を繰り返していくと柔軟になるのがわかります。
いちばん効果があったと思いましたのは、昼食後眠気がなくなったことです。
相変わらず貧血気味なので、食後は消化器官に血液が集まって途端に眠くなります。
それがなくなりました。午後の予定がない日はなんだかぼうっと過ごしてしまっていたのですが、身体が軽くなって用事をガンガンこなします。
普段の呼吸も浅いと自然と気づくようになって、深く心がけられるようになりました。
いつも呼吸を意識できていると良いのですが、そうでなくなっている場合の方が多いです。
そうなると肺の周囲の筋肉はだんだん収縮が少なくなって、より深い呼吸ができなくなります。
深い呼吸で腹筋を柔軟に動かし、さらに肺の周囲の筋肉、肋骨の間にある筋肉を意識的に収縮させてゆくことで呼吸はどんどん深くなっていきます。
著者の椎名由紀さんは数十年来のあらゆる不調をこの呼吸法で克服したそうです。
呼吸の講座も開いていて、そこの参加者の方たちは、不調が治るだけでなく病気が快癒した肌がきれいになった白髪が減った、など効果は多岐にわたります。
呼吸、本当に大事です。