Révisionをしてまいりました。
Révision【レヴィジオン】フランス語で復習のことです。
今回は名古屋でした。(初めて地方で行いました)
というのも行った方が早いかなと思った次第です。
行ってみて痛感したのは、復習の大切さ。
やっぱり技術というものは変遷してしまうものだと、よくわかりました。
ですので、少しずつ復習コースも開催したいと思っている次第です。
この技術、やり方が少し違うだけで効果が全く違ってしまいますので、正確に行わないと非常にもったいないのです。ほとんど意味をなさなくなってしまいます。
そのことについては少しずつ書いていこうと思っています。
そしてそれにカコツケテ、念願の熊野詣にも行ってまいりました。
和歌山から名古屋は近いと思っていたのですが、とんでもない!
紀伊半島はとても大きいのです。
半島の最南端から名古屋までは、大阪経由で3時間近くかかります。
伊勢経由ではなんと5時間も!
よくわからない距離感です。
2日間レンタカーで走った距離は700キロ。まだ10000キロしか走っていない、新車でしたので調子よく走ってくれました。
(余談ですが、同じレンタカーやさんで私の前に借りていた男性は「パンダカーコース」というもので、パンダが前面に描かれた車を手配されていました。そんな車に乗るなら電車で回る!と思ったほどです笑。)
そして地元の方は飛ばします。カーブ続きの片側1車線の法定速度が50キロ。そこを80キロくらいで走ります。さすがにぴったり後ろに付かれた時は、時々譲りましたが非常に快適に運転できました。
そんなドライブ天国の和歌山ですが、神々のいらっしゃる感じがとても良くわかりました。
そして伊勢のときには感じられなかったおおらかな力を感じました。
お伊勢さんは少し厳しい感じがして、「厳かな」という表現がふさわしいです。
熊野は「おおらかな」です。
熊野川の力がとても大きく、所詮人間の力なんて本当にちっぽけなものだと痛感した次第です。
細かいことを気にしてもしょうがない。今回の旅でもらった言葉です。
数年前の台風による洪水の後はほとんど見られませんでしたが、その時の水位を表す碑には驚きました。8メートルです。
とても広い川幅いっぱいに8メートルの水位があるなんて!
碑の脇にあった道の駅なんて完全に水没です。
恐ろしい力です。
でも普段はとてもゆったりと流れている静かな河です。水の色が素晴らしい。
浅めのところでもエメラルドグリーンです。
熊野詣、川の力に癒されました。
丁度鮎の解禁日(6月1日)とも重なり、大好きな鮎も食べてきました。
店主に勧められるまま、塩焼2匹とから揚げをたくさんいただきました。
美しい川の鮎は、川の味がして本当においしかったです。
はらわたは苔の味がするんです。(鮎は川床の苔をたべるので)
でも、嗅覚がまだ不完全なので本当に残念でした。鮎は香りが命なのに涙。
養殖の鮎は、油臭くてもう食べられない気がします。
河の力をたくさんもらった熊野詣でした。